予防処置について
担当歯科衛生士制を採用しています
当院では、担当歯科衛生士制を採用しています。
同じ歯科衛生士が患者様のメンテナンスを担当することで、前回から変わっている部分や些細なことにも気づくことができ、コミュニケーションも円滑になります。
また、当院ではメンテナンス専用の部屋でメンテナンスを行っています。
GBT(Guided Biofilm Therapy)
GBTに準じたメンテナンスを
行っています
GBTは従来の歯周病治療やクリーニングとは異なり、スイスの医療機器メーカーが科学的エビテンスに基づいて開発した予防システムです。
「エアフロー」、「ペリオフロー」、「ピエゾン」の3つの技術を使用してメンテナンスを行います。
GBTの流れ
- 01 診査
- 歯や歯肉など、口腔内の状態を確認し、むし歯や歯周病になっていないか確認します。
- 02 染出し
- 歯の染出しを行うことで、バイオフィルムを可視化します。
バイオフィルムを取り除くと歯石が確認できます。
- 03 情報提供
- 現状を踏まえて患者様に合ったオーダーメイドの予防方法をご提案させていただきます。
- 04 エアフロー
- エアフローを用いてバイオフィルム、早期歯石、ステインを取り除きます。
歯肉縁下4~9mmまでの歯周ポケット内にあるバイオフィルムはペリオフローで取り除きます。
- 05 歯石除去
- エアフローで取り切れなかった歯石を、ピエゾンで取り除きます。
- 06 フッ素塗布
- 取り残しが無いか最終チェックを行った後、仕上げとしてフッ素を塗布します。
このような症状は
ご相談ください
このような症状・お悩みは
ありませんか?
- むし歯・歯周病を予防したい
- 口の中がねばねばする
- 歯の汚れ(着色)を除去したい
- 歯石を除去した
- 口臭が気になる
- 全体を診て欲しい
- 定期メンテナンス(クリーニング)
など
歯科先進国と日本の違い
治療後の「予防」が
大切です
残念ながら日本は歯科先進国と比較して、定期検診を受けている割合はわずか2%です。
せっかく治療した歯が、またむし歯や歯周病になってしまっては意味がありません。当院では、治療が終わった後の定期的なメンテナンスが重要だと考えています。
定期的なメンテナンスは健康な口腔内を維持することの他にも、むし歯や歯周病の早期発見にもつながります。
予防方法
ブラッシング指導
患者様お一人おひとりの歯の大きさや歯並びに合わせたブラッシング方法のアドバイスや、歯間ブラシやフロスなどのケア用品を用いた効果的な方法のアドバイスを行います。
スケーリング
歯の表面に付着した歯石は歯ブラシで落とすことが難しいため、スケーラーと呼ばれる専用の機器を用いて歯石を取り除きます。スケーラーには手用と超音波の2種類あり、ケースに応じて使い分けます。
PMTC
専用の機器を用いてプラークの元となるバイオフィルムや、歯垢、着色を取り除きます。
痛みはほとんどなく、施術後は歯がツルツルになります。
エアフロー
水と炭酸水素ナトリウムやアミノ酸の一種「グリシン」などの微細なパウダーをジェット噴射してバイオフィルムや、歯垢、着色を取り除くため、歯を傷つけることもなく、歯に優しい方法です。
フッ素塗布
定期的にフッ素を塗布することで、歯質の強化や細菌の動きの抑制・抵抗力を高めます。
むし歯に強い、丈夫な歯を作ります。