みなさんこんにちは。
大阪府寝屋川市京阪沿線香里園駅から徒歩13分、寝屋川市駅から京阪バスで10分 寝屋川市にある歯医者、すが歯科矯正大人こどもクリニック寝屋川院です。
みなさんは口元の健康について気にされていますか?歯並びやかみ合わせに問題があると、さまざまな健康上の問題が生じる可能性があります。
この記事では、歯列不正とその主な種類に焦点を当て、それぞれの問題と治療方法について詳しく説明します。
歯列不正とは?
歯列不正は、歯の並びやかみ合わせに関する問題を指します。
歯列不正があると、噛む機能に支障をきたすだけでなく、外見や全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。
以下で、よく見られる歯列不正の種類とそれぞれの特徴について見ていきましょう。
- 上顎前突(出っ歯)
上顎前突は、上の前歯が前方に突出している状態を指します。
この問題は、上下の顎の骨の成長の差や、子供の頃の口呼吸、最初に生える永久歯(6歳臼歯)の位置などが原因となります。
上顎前突の治療には、歯並びを調整し、正しい咬み合わせを実現するための矯正治療が必要です。
- 反対咬合(受け口)
反対咬合は、下の歯が上の歯より前方に出ている状態を指します。
下顎は上顎よりも後から成長するため、顎の骨の成長を予想して下顎の成長を抑制する治療が必要になります。
受け口の治療は、正しいかみ合わせを取り戻すために行われます。
- 叢生(八重歯・乱杭歯)
叢生は、顎と歯の大きさの不調和によって引き起こされ、歯の並びが乱れる状態を指します。
歯並びの凸凹がひどいと、歯ブラシが行き届かず、むし歯や歯周病になりやすく、歯の寿命を縮める原因となります。
叢生の治療には、矯正治療や歯を調整する処置が含まれます。
- 正中離開(すきっ歯)
正中離開は、上顎の一番前の2本の歯が間を開けて生えている状態を指します。
通常、これらの歯は生えてくると間隔が狭まりますが、一部の人では開いたままになることがあります。
サ行などの発音に問題を引き起こすことがあり、治療が必要です。
- 開咬
開咬は、奥歯をかみ合わせたとき、前歯が閉じない状態を指します。
指しゃぶりや舌癖、遺伝的な顎の形などが原因で発生することがあります。
開咬は、噛む能力や正しい発音に問題をもたらすことがあり、治療が必要です。
歯列不正の影響
歯列不正が放置されると、次のような影響が出る可能性があります。
– 噛む機能の低下
– 顔のゆがみ
– 不定愁訴(何となく調子が悪い感じ)
– 全身的な病気や障害のリスク増加
歯列不正の影響を最小限に抑えるために、早期の治療や矯正治療の検討が重要です。
まとめ
歯列不正は、歯並びやかみ合わせに関する問題であり、口元の健康に影響を及ぼすことがあります。
異常な歯列に対する治療は、個人に合わせたアプローチが必要です。
歯科医師の診断を受け、適切な治療を受けることで、健康的な歯並びと正しいかみ合わせを実現できます。
お口の健康を守り、美しい笑顔を手に入れるために、歯列不正に早めに対処しましょう。
筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜
治療理念
人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい