みなさんこんにちは。
大阪府寝屋川市京阪沿線香里園駅から徒歩13分、 寝屋川市駅から京阪バスで10分 寝屋川市にある歯医者、すが歯科矯正寝屋川院大人こどもクリニックです。
「歯医者に行くことが異常に怖い」
「歯医者に行く前に動悸が激しくなる」
「治療が怖くてたまらない、痛みが嫌だ」
「歯医者に行くだけで涙が出てしまう」
こうした不安や恐怖を感じている方は、もしかしたら歯科恐怖症かもしれません。歯科恐怖症という正式な病名があるわけではありませんが、臨床的には多くの方がこのような症状を抱えていることがわかっています。日本全国では、約500万人もの人々が歯科恐怖症を抱えているとも言われ、20人に1人が該当する割合です。
このブログ記事は、歯科恐怖症の原因やその対策について詳しく解説していきます!
歯科恐怖症の原因とは?
歯医者が怖いと感じる理由は人それぞれですが、共通しているのは「過去の恐怖体験」が大きく影響していることです。あなたが歯医者に対して恐怖を感じる理由は何でしょうか?明確に思い当たる理由がある方もいれば、なぜ歯医者が怖いのか、自分でも理由がはっきりしないという方もいらっしゃるでしょう。
多くの場合、歯科恐怖症の原因は過去に受けた歯科治療での怖い経験やトラウマです。以下のような体験に心当たりがある方もいるかもしれません。
歯科恐怖症の具体的な例
- 痛みを我慢させられた経験:治療中に「痛かったら手をあげて」と言われたのに、手をあげても「もう少し我慢して」と言われ、そのまま治療が続けられた。
- 無理やりの治療:子どもの頃、診療台で押さえつけられて治療を受けた経験がある。
- 麻酔の効きが悪かった経験:麻酔が十分に効かず、痛みを感じながら治療を受けたが、痛みを言い出せず我慢していた。
- 麻酔注射の痛み:麻酔をする際の注射が非常に痛く、それがトラウマになっている。
このような過去の経験から、歯医者に対する強い恐怖心や不安を抱えるようになり、それが「歯科恐怖症」となって表れます。歯科恐怖症の患者様の中には、診療室に入るだけで動悸が激しくなったり、震えが止まらなくなる、さらには呼吸困難に陥ることさえあります。
歯科恐怖症の影響
歯科恐怖症を持つ患者様にとって、たとえ虫歯や歯周病が進行していても、治療を避ける傾向があります。結果的に、症状が悪化してしまうことも少なくありません。また、一度歯科恐怖症を経験してしまうと、痛みに配慮した治療だけでは恐怖心が完全に解消されないことが多く、特別な対応が求められる場合があります。
歯科恐怖症への対策
歯科恐怖症を克服するためには、安心して治療を受けられる環境づくりが重要です。歯科治療をスムーズに行うためには、患者様の精神的な不安を軽減し、リラックスした状態で治療を受けていただくことが理想です。
当院の対応
当院では、歯科恐怖症の患者様に対し、以下のような対応を行っております。
- カウンセリング:治療を始める前にしっかりとカウンセリングを行い、患者様の不安や恐怖に寄り添います。痛みに対する配慮はもちろんのこと、治療内容について丁寧に説明し、少しでも安心していただけるよう努めています。
- 静脈内鎮静法:歯科恐怖症の方には、治療中の緊張や恐怖を和らげるために、静脈内鎮静法を取り入れています。静脈内鎮静法は、半分眠っているような状態で歯科治療を受けることができる方法で、治療中のストレスを最小限に抑えることができます。
- 麻酔の配慮:当院では、麻酔に関しても痛みを最小限にするための工夫をしています。たとえば、麻酔の注射をする前に「表面麻酔」を行うことで、注射時の痛みを和らげます。
歯科恐怖症の方にとって、歯科治療は大きなストレスになりますが、少しずつ治療に対する恐怖を減らし、安心して治療を受けられる環境を整えることが重要です。
歯科恐怖症の克服を目指して
歯科恐怖症の方にとって、まずは歯科医院の雰囲気に慣れることから始めることが効果的です。診療台に座るだけで恐怖心が高まってしまう方でも、静脈内鎮静法を利用しながら、少しずつ治療に慣れていただくことができます。
最終的には、歯科治療に対する恐怖心を克服し、歯の健康を守りながら快適な治療を受けられることを目指しましょう。
当医院では治療技術はもちろん、患者さまの心と向き合い診療していくことが大事と考えています。
それは理事長 菅 良宜の治療理念である
「人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい」
という想いからです。
すが歯科矯正寝屋川院大人こどもクリニックでは24時間WEB予約を行っております。
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筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜