みなさんこんにちは。
大阪府寝屋川市京阪沿線香里園駅から徒歩13分、 寝屋川市駅から京阪バスで10分 寝屋川市にある歯医者、すが歯科矯正寝屋川院大人こどもクリニックです。
誰もが一度は経験したことがある「口内炎」。小さな傷でも、食事や会話のたびに痛みを感じ、思うように楽しむことができなくなってしまいます。口内炎は通常1~2週間で自然に治ることが多いですが、なかなか治らない場合や早く治したい場合は、歯科医院で治療を受けることが効果的です。
本記事では、口内炎の治療や予防法について、詳しく解説していきます。口内炎に悩んでいる方や再発を繰り返す方は、ぜひ参考にしてみてください!
口内炎とは?
口内炎とは、口の中や周囲の粘膜に起こる炎症の総称です。原因や症状はさまざまですが、一般的には口の中の細菌やウイルス、外的な刺激などが関係しています。口内炎は食事や会話をする際に非常に不快感を伴い、健康な生活に支障をきたすこともあります。
口内炎の症状が続く場合は、健康状態や生活習慣を見直すことが大切です。口内炎は、お口の中の異常だけでなく、体全体の健康状態を示す「バロメーター」とも言われています。
口内炎の種類
口内炎にはいくつかの種類があり、原因や症状によって異なる治療法が適用されます。以下では、代表的な口内炎の種類を解説します。
1. アフタ性口内炎
アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)は、最も一般的な口内炎です。主な原因は、免疫力の低下、ストレス、栄養不足などが考えられます。口の中に直径2~10mm程度の白っぽい潰瘍ができ、食事や会話の際に痛みを伴います。
このタイプの口内炎は、10日から2週間程度で自然に治ることが多いですが、再発しやすいのが特徴です。頻繁に再発する場合や痛みが強い場合は、歯科医院での治療が必要になることがあります。
2. カタル性口内炎
カタル性口内炎は、入れ歯や矯正器具が粘膜に刺激を与えた結果、炎症を引き起こすタイプの口内炎です。また、口の中を噛んでしまったり、熱い食べ物や飲み物が原因で発生することもあります。
症状としては、粘膜が赤く腫れ、潰瘍ができることがあります。刺激物を食べると痛みが増し、味覚の鈍化や口臭が発生することも特徴です。
3. ウイルス性口内炎
ウイルス性口内炎は、ヘルペスウイルスなどの感染によって引き起こされる口内炎です。特に、単純ヘルペスウイルスによる「ヘルペス性口内炎」が代表的で、口の中に小さな水疱が多数形成されます。これらの水疱が破れると、強い痛みを伴うことがあります。
ヘルペス性口内炎は、初めて感染した場合に症状が重くなりがちですが、免疫力が低下すると再発することもあります。
4. アレルギー性口内炎
特定の食べ物や薬品、金属などに対するアレルギー反応で引き起こされる口内炎です。アレルギー物質が口内に接触することで、粘膜に炎症が起き、痛みやかゆみを伴うことがあります。
5. ニコチン性口内炎
長期にわたる喫煙が原因で発症する口内炎です。煙草の熱や化学物質が粘膜を傷つけ、炎症を引き起こします。ニコチン性口内炎は、口の中に白斑ができることが特徴で、放置すると口腔がんのリスクも高まります。
口内炎の主な原因
口内炎の原因は多岐にわたります。具体的には以下のような要因が関与しています。
- 免疫力の低下: ストレス、疲労、栄養不足などが口内炎を引き起こす要因となります。
- 物理的な刺激: 入れ歯や矯正器具の接触、食べ物による刺激などで粘膜が傷つき、細菌が繁殖することがあります。
- ウイルスや細菌の感染: ヘルペスウイルスやカンジダ菌が口内炎を引き起こすことがあります。
- アレルギー反応: 食物アレルギーや薬物アレルギーが原因で、口内炎が発生することがあります。
口内炎の治療法
口内炎は、自然治癒する場合が多いですが、症状が長引く場合や早く治したい場合は、歯科医院での治療が効果的です。以下は、歯科医院で行われる主な治療法です。
1. 薬物療法
歯科医院では、口内炎の症状に合わせて軟膏やパッチタイプの薬を処方されることが多いです。また、免疫力を高めるビタミン剤や、炎症を抑えるためのうがい薬が処方されることもあります。これらの薬は、症状を和らげ、治癒を促進する効果が期待できます。
2. 噛み合わせの調整
噛み合わせが悪いことが原因で口内炎が発生する場合は、歯科医院で噛み合わせの調整が行われます。入れ歯や差し歯、矯正器具が原因で粘膜が傷ついている場合は、器具の調整が必要です。
3. レーザー治療
レーザー治療は、口内炎に対する即効性のある治療法です。レーザーを照射して炎症部分を焼くことで、痛みを軽減し、治癒を早めます。レーザー治療は痛みが少なく、副作用も少ないため、多くの患者さんに受け入れられていますが、保険適用外となる場合もあるため、事前に確認が必要です。
口内炎の予防法
口内炎は予防が可能です。以下のポイントを参考にして、口内炎の再発を防ぎましょう。
1. 栄養バランスを整える
ビタミンB2やビタミンB6、ビタミンCが不足すると、口内炎が発生しやすくなります。バランスの取れた食事を心がけ、特にレバー、赤身の肉、緑黄色野菜などの栄養素を含む食品を積極的に摂取しましょう。
2. ストレスをためない
ストレスや疲労が溜まると免疫力が低下し、口内炎ができやすくなります。適度な運動やリラクゼーションを取り入れて、日常生活の中でストレスを解消する習慣を作りましょう。
3. 口の中を清潔に保つ
毎日のブラッシングと、食後のうがいを徹底しましょう。歯磨きの際には、粘膜を傷つけないように優しく磨くことがポイントです。また、口が乾燥していると雑菌が増えやすくなるため、水分補給も忘れずに行いましょう。
まとめ
口内炎は歯科医院で診てもらうことができ、適切な治療を受けることで早期の回復が期待できます。市販薬を使って自宅で治療することも可能ですが、長引く場合や頻繁に再発する場合は、歯科医院で専門的な治療を受けることが重要です。
当医院では治療技術はもちろん、患者さまの心と向き合い診療していくことが大事と考えています。
それは理事長 菅 良宜の治療理念である
「人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい」
という想いからです。
すが歯科矯正寝屋川院大人こどもクリニックでは24時間WEB予約を行っております。
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筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜