みなさんこんにちは。
大阪府寝屋川市京阪沿線香里園駅から徒歩13分、 寝屋川市駅から京阪バスで10分 寝屋川市にある歯医者、すが歯科矯正寝屋川院大人こどもクリニックです。

皆さんは歯のクリーニングを受けたことがありますか？歯のクリーニングは、歯垢や歯石を取り除くことで、虫歯や歯周病の予防に役立ち、口臭や歯の健康を維持するための重要なケアの一つです。しかし、歯のクリーニングが具体的にどのような内容で行われ、なぜ必要なのかについてはあまり知られていないかもしれません。

本記事では、歯のクリーニングの基本的な内容やメリット、そして定期的なクリーニングの重要性について詳しく解説します。さらに、歯医者でのクリーニングの流れや、ホワイトニングとの違い、適切な通院頻度や料金についてもお伝えします。最後までお読みいただき、ぜひ歯の健康維持に役立ててください。

1. 歯のクリーニングとは？

歯のクリーニングとは、歯垢や歯石を取り除く歯科処置のことを指します。歯垢は、食べかすや唾液、口腔内の細菌などが混ざり合ってできるやわらかい汚れのことです。この歯垢が長時間放置されると、やがて歯石と呼ばれる硬い物質に変わり、歯の表面にこびりつきます。歯垢や歯石は、歯肉炎や歯周病、虫歯の原因となり、放置することで口臭や歯の健康に悪影響を与えます。

歯石は自分で取り除くことができないため、定期的に歯科医師や歯科衛生士による専門的なクリーニングが必要です。長期間放置した歯石は、歯周病を悪化させ、最終的には歯を失う原因になることもあります。歯を失うと、咀嚼機能が低下し、全身の健康にも悪影響を及ぼすことがあるため、定期的なクリーニングで歯垢や歯石を除去し、健康な口腔内環境を保つことが重要です。

1-1. クリーニングとホワイトニングの違い

歯のクリーニングとホワイトニングは、よく混同されがちですが、その目的や方法は大きく異なります。クリーニングは、歯の表面に付着した汚れや歯石を取り除き、虫歯や歯周病を予防することが主な目的です。歯垢や歯石の除去によって、健康な歯を維持し、口臭や歯肉の炎症を防ぐことができます。

一方で、ホワイトニングは、歯そのものの色を明るく白くすることが目的です。クリーニングで汚れを除去するのに対して、ホワイトニングでは、専用の薬剤を使用して歯のエナメル質に働きかけ、歯の自然な色よりも明るく白く見せる処置を行います。ホワイトニングは、歯の見た目の美しさを追求するための処置であり、クリーニングとは異なる効果を持ちます。

それぞれの方法は目的が異なるため、どちらが自分にとって適しているのかを歯科医師に相談し、適切な治療を選択することが重要です。

2. 歯医者でのクリーニングのメリット

歯医者でのクリーニングには、いくつかのメリットがあります。クリーニングを定期的に受けることで、以下のような効果が期待できます。

2-1. 虫歯・歯周病の予防

歯のクリーニングは、虫歯や歯周病の予防に非常に効果的です。歯垢や歯石がたまると、歯肉炎や歯周病の原因となり、放置すると歯を支える骨まで侵されてしまいます。専用の器具を使って歯垢や歯石を取り除くことで、歯周病の進行を抑え、歯の表面を滑らかに保ちます。また、歯周ポケットの深さを測定し、歯周病が進行していないかどうかを確認することも重要です。

さらに、歯石の下に虫歯が隠れている場合もあるため、クリーニングを通じて早期に発見し、適切な処置を行うことができます。虫歯や歯周病を未然に防ぎ、健康な歯を長く保つために、定期的なクリーニングが推奨されます。

2-2. 口臭の改善・予防

口臭の原因はさまざまですが、その一因として歯垢や歯石が挙げられます。歯垢や歯石には細菌が繁殖しやすく、これが口臭の元となります。歯科医院で行われるクリーニングでは、これらの原因を取り除くことで、口臭を予防する効果があります。

また、歯周病や虫歯などが原因で口臭が発生している場合もあり、クリーニングを通じて早期に発見し、適切な治療を受けることで、口臭を根本から改善することができます。口臭に悩んでいる方は、定期的なクリーニングを受けることで、自信を持って笑顔を保つことができるでしょう。

2-3. 本来の歯の色を取り戻せる

歯のクリーニングには、歯の表面についた着色汚れを取り除く効果もあります。コーヒーやタバコなどによる着色は、通常の歯磨きではなかなか落とすことができません。しかし、歯科医院でのクリーニングでは、専用の器具や薬剤を使用して、歯の表面の着色を効果的に取り除くことができます。

これにより、歯の本来の白さを取り戻し、自然で健康的な口元を保つことができます。特に、見た目を気にされる方にとって、クリーニングは非常に有効な手段と言えるでしょう。

3. 歯医者で受けるクリーニングの内容

歯医者で行われるクリーニングは、以下のような内容で行われます。それぞれの処置が、口腔内の健康を維持するために重要な役割を果たします。

3-1. 歯周病・虫歯・噛み合わせなどの検査

クリーニングを行う前に、歯周病や虫歯、噛み合わせのバランスなどを検査します。歯周ポケットの深さを測定し、歯周病の進行具合を確認することで、適切なクリーニング方法を選択します。また、虫歯が進行している場合や、噛み合わせに問題がある場合も早期に発見することができるため、予防的なケアが可能です。

3-2. ブラッシング指導

クリーニングを行う際に、歯科医師や歯科衛生士から正しいブラッシング方法の指導を受けることができます。正しいブラッシング方法を身につけることで、日常のケアがより効果的になり、虫歯や歯周病の予防につながります。

歯ブラシの選び方やブラッシングの角度、歯間ブラシやフロスの使い方などを学び、自宅でのケアをより充実させることが大切です。

3-3. スケーリング（プラーク・歯石除去）

スケーリングは、歯科医院で行われるクリーニングの中で最も重要な処置の一つです。専用の器具を使って、歯の表面に付着したプラークや歯石を取り除きます。これにより、歯周病や虫歯の原因を取り除き、口腔内の健康を保つことができます。

3-4. 着色除去

クリーニングの一環として、歯の表面に付着した色素を取り除く着色除去が行われます。コーヒーや紅茶、タバコなどによって歯に付着した色素を専用の器具で除去し、歯の白さを保ちます。定期的な着色除去によって、健康的で美しい口元を維持できるでしょう。

3-5. ブラッシング

クリーニングの最後には、歯垢や歯石を除去した後のブラッシングが行われます。これにより、歯の表面を滑らかにし、汚れの付着を防ぎます。日常のブラッシングと併せて、クリーニング後も継続的に口腔内の健康を保つことが重要です。

3-6. フッ素塗布

クリーニングの最後には、フッ素を歯の表面に塗布することで、虫歯や歯周病の予防を強化します。特に、子どもに対してはフッ素塗布が効果的で、歯のエナメル質を強化し、虫歯に対する抵抗力を高めます。

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当医院では治療技術はもちろん、患者さまの心と向き合い診療していくことが大事と考えています。
それは理事長　菅　良宜の治療理念である
「人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい」
という想いからです。

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筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長　菅　良宜