みなさんこんにちは。
大阪府寝屋川市京阪沿線香里園駅から徒歩13分、寝屋川市駅から京阪バスで10分 寝屋川市にある歯医者、すが歯科矯正大人こどもクリニック寝屋川院です。
～保険診療と自由診療: 歯科治療の選択肢とその違い～
歯科治療は、患者さんの口の健康を維持し、美しい笑顔を取り戻すための重要な要素です。
しかし、治療の種類や費用、治療の範囲について患者さんは多くの選択肢を抱えています。
歯科治療において最も一般的な選択肢は、保険診療と自由診療です。これらの治療方法の違いと、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく説明します。
保険診療とは？
保険診療は、多くの歯科治療に適用される基本的な治療法です。この治療は、患者さんが加入している健康保険に基づいて提供されます。保険診療の特徴は以下の通りです。
1. 料金の統一性
どの歯科医院を受診しても、同じ治療に対しては同じ費用がかかります。
この料金の統一性は、患者さんにとって予測可能で、不安定な要素が少ないという利点と言えます。
しかし、逆に言えば地域や診療する病院、ドクターの技術力が違っても、同じ治療費を支払う事になります。
2. 決まった範囲内の治療
保険診療には、決められた範囲内で提供される治療法があります。これには、特定の処置や材料が含まれます。
例えば、虫歯の詰め物や一般的な歯の抜歯などがこれに当たります。
3. 基本的な治療に特化
保険診療は、基本的な歯科治療に特化しています。予防、虫歯治療、歯周病治療など、一般的な歯科問題に対処するのに適しています。
自由診療とは？
お口の状態や全身の健康、将来の状況などを考えると、健康保険の範囲での治療(保険診療)では最善の治療といえないこともあります。
「自由診療」とは、「保険診療」の範囲を超えて行う、患者さんのお口の健康の維持増進を目的とした診療です。
材料、処置内容も最善を考えて選び、十分に時間をかけて最 高の技術で治療します。
「自由診療」は、治療者の専門知識と経験に基づいた提案を患者さんが納得(相互理解) したところからスタートします。
そんな自由診療の特徴は以下の通りです。
1. 高度な治療オプション
自由診療では、保険診療では提供されない高度な治療オプションが提供されます。例えば、歯の病原に感染した根本を取り除く、根管治療にて自由診療にて用いられることのあるラバーダムやニッケルチタンファイルなどの高度な治療器具、欠損した歯を取り戻すためのインプラント治療全般などが含まれます。
2. 特定の材料や処置の選択肢
歯科医師と相談の上、特定の材料や処置を選択できます。これにより、より個別に合わせた治療が可能となり、長期的な満足度が向上します。例えば、同じ「入れ歯」でも、型を取るときに、より精密な型が取れる材料があるのに、 保険の対象外で保険診療では使えないこともあるのです。
3. 自己負担費用
自由診療は、患者さん自身が全額負担する必要があります。これは、高度な治療オプションを提供するためには特定の質のいい材料や専門性の高い高度な技術を使用する必要があるためです。
どちらを選ぶべきか？
どちらの治療法が適切かは、個々のケースによります。以下は、選択肢を考慮する際のポイントです。
1. 予算
予算は重要な要素です。保険診療は費用が予測しやすく、特定の範囲内の治療に適しています。
自由診療は高度な治療オプションがありますが、自己負担が増える可能性があります。
自由診療をしてほしいのに、予算的に不可能な場合には、デンタルローンの活用や医療費控除に関しても検討してみると良いでしょう。
ご不明点がありましたら、
2. 希望する結果
希望する治療結果も考慮しましょう。
なにを、どのように治したいのか、将来的にどうなるのかというところも鑑みて保険診療と自由診療の選択をするのは大事なことです。
しかし最終的には、歯科医師との相談が非常に重要です。専門家は患者さんの状態を評価し、最適な治療プランを提案します。また、治療費用や保険の適用範囲についても説明してくれます。
大事なことは、その治療によって患者さんのご希望が実現し、より良い生活を送れるよ うになることです。まずは歯科医院に通うところから始めましょう。そして、歯科医師と協力して、最適な治療法を見つけましょう。
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筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜
治療理念
人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい
