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ビスフォスフォネート(BP)製剤とその副作用について

みなさんこんにちは。
大阪府寝屋川市京阪沿線香里園駅から徒歩13分、寝屋川市駅から京阪バスで10分 寝屋川市にある歯医者、すが歯科矯正大人こどもクリニック寝屋川院です。

歯科治療と骨粗しょう症治療を安全に受けるために
骨粗しょう症の治療を受け、ビスフォスフォネート製剤を服用している患者さんの中には、歯科治療後に重大な合併症を起こすケースが報告されています。
これらの合併症は、ビスフォスフォネート製剤の副作用に起因していることが多いです。

ビスフォスフォネート(BP)製剤とは?

スフォスフォネート製剤は、骨粗しょう症の治療薬として使用される薬物で、骨の量を増やし、骨の溶解を抑える効果があります。
これらの薬物はがんの骨転移治療や多発性骨髄腫など、さまざまな骨関連疾患の治療にも使用されています。
日本で一般的に使用されているビスフォスフォネート製剤には、以下のものがあります。

– ダイドロネル

– フォサマック

– ボナロン

– アクトネル

– ベネット


歯科治療を受ける際の副作用

ビスフォスフォネート製剤を使用している患者さんが歯科治療を受ける際に注意すべき副作用は次のようなものがあります。


  1. 顎の骨の壊死: 歯科手術後、特に抜歯や歯周外科手術、インプラント手術などの外科的な処置を受ける際に、顎の骨が壊死するリスクが高まります。これは、ビスフォスフォネート製剤の影響により血行が悪化し、顎の骨が適切に癒えないことが原因です。

  1. 歯髄の炎症: 歯髄は感染症に対する抵抗力が低下し、炎症を起こしやすくなります。これにより、歯の根管治療などが困難になることがあります。

  1. 感染症の重症化: ビスフォスフォネート製剤を使用している患者さんは、感染症に対する免疫力が低下するため、感染症が重症化するリスクが高まります。


注射薬の注意点

一般的に、ビスフォスフォネート製剤の注射薬は、経口薬よりも副作用が強く現れることがあります。そのため、これらの製剤を使用している場合は、歯科治療を受ける前に歯科医師としっかりと相談し、リスクを評価しましょう。


安全な医療を受けるために、ビスフォスフォネート製剤を服用している場合は、骨粗しょう症治療を始める前に、必要な歯科治療を済ませておくことが重要です。
歯科医師との協力を通じて、適切な医療を受ける方法を検討しましょう。

寝屋川の歯医者、すが歯科矯正歯科大人こどもクリニック寝屋川院では24時間Web予約を受け付けております。
気になる方は、ぜひ一度以下からご予約お待ちしております!
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筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜
治療理念
人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい

すが歯科矯正歯科守口門真院の院長