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フッ素の役割とむし歯予防

みなさんこんにちは。
大阪府寝屋川市京阪沿線香里園駅から徒歩13分、寝屋川市駅から京阪バスで10分 寝屋川市にある歯医者、すが歯科矯正大人こどもクリニック寝屋川院です。

むし歯予防において、フッ素は非常に重要な役割を果たします。フッ素は歯の健康を促進し、むし歯の発生を抑制する効果があります。この記事では、フッ素のむし歯予防における3つの主要な役割に焦点を当てて詳しく説明します。

歯質の強化

フッ素を取り込むことで、歯は酸に対して強化されます。通常、歯のエナメル質は酸に弱いため、食事や飲料物の摂取後に口内が酸性になると、歯の表面にあるカルシウムとリンが溶け出し、脱灰が進みます。しかし、フッ素を含む歯の結晶であるフルオロアパタイトに変化することで、歯の表面は酸に対して耐性を持つようになります。これにより、歯が酸による脱灰から守られ、むし歯の発生リスクが低減します。

脱灰の抑制と再石灰化の促進
食事や飲料物を摂ることによって口内が酸性になると、歯の表面からカルシウムとリンが溶け出す脱灰が始まります。しかし、フッ素が存在すると、この脱灰作用が抑制されます。さらに、フッ素の存在下では溶け出したカルシウムやリンが歯の表面に戻り、再石灰化が促進されます。この過程により、歯の硬度が維持され、むし歯の進行が防がれます。

むし歯菌の活動抑制
フッ素は、むし歯菌の活動を抑制する働きもあります。むし歯菌は酸を生成し、歯のエナメル質を脱灰させるため、この活動を阻止することはむし歯予防に不可欠です。フッ素はむし歯菌が酸やねばねばした物質を生成する力を弱め、細菌の生育自体も抑制します。このため、フッ素の存在はむし歯の原因であるむし歯菌に対抗する重要な要素となります。


食事の後のお口の中のプロセス
食事や飲料物を摂取すると、口の中は酸性になり、歯のエナメル質からカルシウムとリンが溶け始めます。しかし、食事後約30分ほどで唾液の作用によって口内は中性に戻ります。この際、溶け出したカルシウムやリンが歯の表面に取り込まれて結晶化し、再石灰化が行われます。このプロセスにおいて、脱灰と再石灰化のバランスが保たれていれば、むし歯は発生しにくくなります。

まとめとして、フッ素は歯の健康を促進し、むし歯の予防に不可欠な要素です。適切なフッ素の摂取と口腔衛生の維持を通じて、歯の健康を守り、美しい笑顔を維持しましょう。歯科医師との協力のもと、フッ素の効果的な活用法について相談することもおすすめです。


寝屋川の歯医者、すが歯科矯正歯科大人こどもクリニック寝屋川院では24時間Web予約を受け付けております。
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筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜
治療理念
人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい

すが歯科矯正歯科守口門真院の院長