みなさんこんにちは。
大阪府寝屋川市京阪沿線香里園駅から徒歩13分、寝屋川市駅から京阪バスで10分 寝屋川市にある歯医者、すが歯科矯正大人こどもクリニック寝屋川院です。
今回は虫歯予防ができるとよく言われる、「キシリトール」に関して解説していきます。
キシリトールは1970年代、フィンランドで発見され、その後世界中でむし歯予防に用いられているキシリトール。そして、日本でも1997年4月に食品への利用が認可されました。
キシリトールは、白樺や樫などの樹木から抽出された成分が原料であり、天然甘味料です。
実はキシリトールは砂糖に近い甘さを持ち、1gあたりのカロリーはわずか3Kcalで、砂糖の4分の3程度です。さらに、キシリトールは野菜や果物にも含まれており、人間の肝臓でも日常的に生成されています。
むし歯予防の補助として、キシリトールがどのように役立つのか、以下に詳しく説明します。
- 歯質を溶かす酸をつくらない
キシリトールは、砂糖とは異なり、むし歯の主要な原因となる酸を生成しません。つまり、キシリトール摂取によって歯の表面を侵す酸が減少し、むし歯のリスクが低下します。
- 歯垢が簡単に除去可能
キシリトールを摂ると、口腔内のミュータンス菌に分解されても、ヌルヌルとした歯垢を形成しません。このため、歯垢はサラサラとしており、歯磨きによって簡単に除去することができます。
- 唾液分泌を促進
キシリトールの摂取は唾液分泌を増加させます。十分な唾液が口内に存在することは、口内の清浄作用を高め、酸性度を中和し、さらに歯の表面にリンやカルシウムが戻る「再石灰化」プロセスを促進します。これにより、歯の健康を維持しやすくなります。
キシリトール入りのガムや製品を選ぶ際には、成分表をよく確認し、できるだけキシリトール含有率の高い製品を選びましょう。キシリトール100%のものを選ぶことで、むし歯予防の効果を最大限に享受できます。
笑顔があなたの最大の魅力です。キシリトールを取り入れて、健康な歯を守り、美しい笑顔を保ちましょう。
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