「インビザラインファーストは痛い？痛みが出る原因と痛みへの対策法」

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「インビザラインファーストは痛い？痛みが出る原因と痛みへの対策法」

皆さんこんにちは。大阪府門真市京阪沿線西三荘駅から徒歩2分、門真市にある歯医者、すが歯科矯正歯科門真守口院大人こどもクリニックです。

今回は、歯列矯正治療の一つであるインビザラインファーストについての痛みに焦点を当てて解説していきます。インビザラインファーストは、透明なマウスピースを使用して歯列を矯正する治療法ですが、多くの方が気になるのは痛みの問題ではないでしょうか？実際には、どのような痛みがあるのか、その原因と対策法について詳しくご説明します。

インビザラインファーストにおける痛みの原因

インビザラインファーストには、いくつかの痛みの原因があります。以下にその主な要素をご紹介します。

①初めてのアライナー装着時の違和感

インビザラインファーストでは、マウスピース型のアライナーと呼ばれるものを装着して歯を移動させます。初めてアライナーを装着する際には、違和感や締め付け感、軽い痛みを感じることがあります。これは、歯が通常の位置から移動されようとする力と、歯根という歯の根っこが骨にしっかり固定されているための力との間に生じる抵抗によるものです。通常は、インビザラインファーストを初めて、数日から1週間程度で慣れていき、痛みも軽減していきます。

②歯が動く際の圧力

歯列矯正では、歯を移動させるために骨が吸収や再生を行います。このプロセスで発生する発痛物質によって、歯が動く際に一時的な痛みを感じることがあります。一般的には、歯が動き出してから24時間から48時間の間に最も発痛物質が分泌されます。その後は徐々に痛みが軽減していきます。

③アライナーの交換時の違和感

インビザラインファーストでは、一定期間ごとにアライナーを交換する必要があります。新しいアライナーに移行する際には、歯の位置が変わるため、一時的に痛みや締め付け感を感じることがあります。アライナーの交換後は、歯が移動し始めることによって違和感や痛みも軽減していきます。

④アタッチメントの接触による痛み

インビザラインファーストでは、歯の表面にアタッチメントと呼ばれる突起物を取り付けることがあります。アタッチメントが口の中の組織や頬に接触すると、違和感や痛みを感じることがあります。また、アタッチメントが頬に当たることで口内炎が発生することもあります。この場合は、歯科医に相談し、アタッチメントの調整を行うことが重要です。

⑤特殊処置による痛み

インビザラインファースト治療中には、時に特殊な処置が必要となる場合があります。例えば、歯と歯の間を広げるために歯を削るIPR（Interproximal Reduction）や、歯の間に顎間ゴムを使用する場合などです。これらの処置によって一時的な痛みを感じることがあります。

痛みへの対策法

インビザラインファーストにおける痛みを軽減するための対策法についてご紹介します。痛みがある場合には以下の方法を試してみてください。

①鎮痛剤の使用

痛みを和らげるために、歯科医の指示のもとで適切な鎮痛剤を使用することがあります。市販の鎮痛剤は痛みだけでなく、歯の動きに必要な炎症も抑えるため、使用には注意が必要です。必要に応じて歯科医に相談し、処方された鎮痛剤を使用しましょう。

②食事の工夫

硬い食べ物を避け、柔らかい食べ物を選ぶことで、歯にかかる負担を軽減することができます。特にアライナーの交換直後や処置後は、咀嚼による衝撃を避けるために注意が必要です。うどんやおかゆ、スープなど優しい食べ物を選び、咀嚼する際にはやさしく噛むように心掛けましょう。

③歯科医への相談

痛みが強く続く場合や他の不快症状が現れる場合は、歯科医に相談しましょう。痛みの原因を正確に特定し、適切な対処法を提案してもらうことが重要です。放置すると治療期間が延びたり、問題が深刻化する恐れがあったりするため、早めに専門家の意見を仰ぎましょう。

まとめ

インビザラインファーストにおける痛みは、主に初めてのアライナー装着時や歯が動く際に感じるものがあります。アライナーの交換や特殊処置による違和感や痛みも生じることがありますが、これらは一時的なものであり、時間とともに軽減していきます。