インプラント治療を受けるうえで注意しなくてはいけないこととは?

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皆さんこんにちは。大阪府門真市京阪沿線西三荘駅から徒歩2分、門真市にある歯医者、すが歯科矯正歯科門真守口院大人こどもクリニックです。

近年、街中や歯医者で「インプラント」という単語を目にする機会がかなり増えたのではないでしょうか。ただ、インプラントが何か知ってはいても、インプラント治療を行う時に、なにを注意すればいいのかというところに不安を感じていらっしゃる方も少なくはないのでしょうか。今回は「インプラント」に関して、その治療を受けるうえで注意しなくてはいけないことを解説いたします。

インプラントとは?

そもそもインプラントについてあまりご存じではない方もいらっしゃると思いますので、ここで少しご説明させていただきます。インプラントとは人工的な歯根を患者さまの顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付けることによって、失われた歯を補うための革命的な方法として、その優れた機能と外観を提供しています。インプラントは、1960年代にスウェーデンの科学者ペル・イングヴァール・ブラークマルクによって開発され、その後、技術と材料の進化により安全かつ効果的な治療法として確立されました。日本でのインプラントは1983年に開始されています。

インプラント治療前の注意点

①万全な体調管理

インプラントの治療は、外科的な手術になります。そのため、万全な体調でお越しいただき、しっかりと安心した状態で治療に望んでいただくことが望ましいです。特に風邪などの場合、咳などで逐一、治療が中断してしまう恐れもありますし、口腔内に器具が入った状態だと苦しさを感じてしまう可能性があります。前日や少し前からはしっかりとよく寝て、食事もしっかりとることを意識してください。

②服用している薬をしっかりと伝える

何らかの持病があり、薬を服用している場合には担当の歯科医師にしっかりと伝えることが必要です。例えば、動脈硬化を防ぐための薬や糖尿病に対する薬などは血液をサラサラにする成分が含まれており、それを服用したままインプラントの治療を行うと血液が凝固せず、出血過多になってしまったり、傷口がふさがりにくくなる可能性があり、場合によっては命に危険が及ぶこともあります。そのため、薬の種類に関わらず服用している薬がある場合には歯科医師に申告をしてください。

③治療費の確認

インプラント治療は高度な技術と専門的な材料を必要とするため、一般的な歯医者での治療に比べて費用が高くなる傾向があります。一般的に保険の適用外となることが多いため、治療費用の見積もりと支払い方法について事前に確認しておくことは重要です。

インプラント治療を受けた後の注意点

①喫煙に関して

喫煙はインプラント治療の成功率に悪影響を及ぼす可能性があります。喫煙は血流を制限する可能性があり、インプラントと骨の結合が妨げられる可能性があり、インプラント治療後も常習的な喫煙を続けていると、インプラントが脱落する可能性が上がります。さらに、喫煙の影響は血の固まりやすさにも影響を及ぼす可能性があります。インプラントは血肉を切開する外科手術にあたるため、血が固まりにくいと傷口がふさがりにくくなり、細菌がはいることで感染症にかかったり治療期間が長くなる可能性があります。

②飲酒に関して

過度な飲酒はインプラント治療の成功率に悪影響を及ぼす可能性があります。過度な飲酒は血流を増大させ、血圧を上昇させます。インプラントの治療後すぐに過度な飲酒を行うと傷口が開いたり、周辺の部位の腫れが激しくなったり、出血があったりします。

③お風呂に関して

インプラント治療後にお風呂にはいる際、なるべく湯船に長くつかることは避けましょう。湯船に長くつかり体が温まってしまうことで、血流が増し、治療部位の腫れや痛みが増す可能性があります。基本的にインプラント手術後の数日間はシャワーのみにし、湯船にしっかりつかることは避ける必要があります。

まとめ

インプラント治療は、失われた歯を再生し、その機能と美しさを取り戻す画期的な方法です。ただし、治療前・治療後の注意点をしっかり認識したうえでインプラントの治療に進むことが重要です。治療前に認識をしておくだけで心理的な負担を減らすことができるでしょう。

当院では日本口腔インプラント学会専門医とアメリカインプラント学会専門医の資格を持つ理事長が直接対応させていただきます。

質のいい、痛くないインプラント治療を行いたい方は是非お気軽にお問い合わせください。

患者様の人生をより良い方向へ変えられるよう尽力いたします。

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