2024/10/07
歯ぎしりって問題ないの?
歯周病が重症化すると歯槽骨という歯を支えている骨が溶けてしまい、最終的には歯を失うことになってしまいます。
従来の歯周病治療では、溶けてしまった骨が元に戻ることはありませんでしたが、
最新の治療法“歯周組織再生療法”によって、歯周病で失った歯槽骨などの歯を支えている組織(歯周組織)を再生することが可能になっています。
ケースによっては適応できない場合もありますが、従来の治療方法では抜歯しなければならなかったようなケースでも、
歯周組織再生療法なら大切な歯を残せる可能性があるのです。
当院で行っている、歯周組織再生療法をご紹介します。
当院では薬剤を2種類ご用意しており、患者様に合わせてそれぞれの薬剤を適用します。
・エムドゲイン
エムドゲインは、「エムドゲイン・ゲル」というタンパク質の一種でできた薬剤を歯槽骨に塗布し、歯周組織を再生させる治療法です。
エムドゲインの歴史は長く、日本でも2002年には厚生労働省の認可を受けています。
その後20年で多くの症例が生まれ、より安全性の高い治療法が確立されてきました。
治療後には個人差がありますが、多くの場合半年程度で歯周組織の再生が認められます。
・リグロス
リグロスは日本で開発された世界初の骨を再生する歯周病治療の薬で、
エムドゲインと同様に患部に塗布することで歯周組織の再生を図る薬剤です。
細胞を増やす成長因子を含んだ成分が、歯周病により欠損した歯周組織の再生を促します。
最大の特徴として、2016年にリグロスを用いた歯周組織再生療法が保険適用となったことが挙げられます。
再生療法は、これまで保険外治療で患者様の費用負担が大きかったのですが、保険適応の治療として厚生労働省から認可されたため、
比較的安価に治療を行うことができるようになりました。ただし、エムドゲインと比べると臨床データが少なく、
歯周組織再生療法における有効性はエムドゲインよりも劣ると考える歯科医も多いです。
他院で「抜歯が必要だ」と言われた方でも、歯を残せる場合があります。
当院では、歯周組織再生療法専用のカウンセリングも行っております。
あきらめずにぜひ、ご相談ください。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
大阪で歯周組織再生療法ならすが歯科・矯正歯科 (suga-dent.com)
医療法人凌和会 すが歯科・矯正歯科
★住所:〒571-0046 大阪府門真市本町7−18
★TEL:06-6900-4182
★公式ホームページ:https://www.suga-dent.com/
★グーグルマップ:https://goo.gl/maps/YSRhAJzsHfn
Post views: 1,018 views