2024/10/07
歯ぎしりって問題ないの?
コロナで日常的にマスクをしている今、矯正を希望する方が増えています。
そんな中、「安い」・「手軽」をうたった格安マウスピース矯正が新しく広まってきています。
しかし、格安マウスピース矯正の中には、少し注意が必要なものも存在します。
・格安マウスピース矯正について
そもそもマウスピース矯正とは、ワイヤーやブランケットを使用せず、
歯の型に合わせて作られる透明のマウスピース(アライナー)用いて行う矯正です。
ワイヤー矯正や、マウスピース矯正の代表格であるインビザライン等と比較すると
かなり安く価格設定されている格安マウスピース。
しかし、実際に治療を受けてみると、追加料金がかなりかかり、
結果的には最初に思っていたよりもかなり高額になってしまうケースが数多くあるようです。
また、格安マウスピース矯正の中には、歯科医をほどんど介さないという進め方をするものがあります。
医療に置き換えて考えてみてもらってもわかると思いますが、
検査や診断をきちんと行わずに病気の治療を開始しても、うまくいくとは思えません。
なかなか良くならず、いつまでも治療が終わらなかったり、
逆に噛み合わせがおかしいままの中途半端な状態で終了とされるようなケースも発生しているようです。
・マウスピース矯正は信頼できる歯科医師のもとで行いましょう
マウスピース矯正は、どの歯科医師が行っても同じ結果になる、というわけではありません。
矯正治療は、歯科医師ごとの経験の差が出やすい治療です。
正しい診断を行えるかどうかが治療の成果を左右します。
正しい診断を行うためには、歯科矯正や噛み合わせに関する専門知識・技術・豊富な症例経験が必要です。
正しい診断ができ、矯正の途中でうまくいかなかった時にはきちんとリカバリーできる
技術のある歯科医師のもとで行わなければ、矯正自体がうまくいかないケースもあるのです。
マウスピース矯正は、どのような歯並びでも行えるわけではありません。
ワイヤー矯正でなければ治療できない症例というのは存在します。
担当する歯科医師の経験や技術、取り扱っているマウスピースの種類によって適応できる症例はかなり異なってきますが、
マウスピース矯正では適応できない症例を無理に行っても、失敗してしまいます。
また、非抜歯をうたっているような場合もありますが、抜歯を行うか行わないかは、
患者様の骨格や筋肉、骨の量などを見て診断を行うため、ケースバイケースです。
重要なことは、歯並び・咬み合わせを良い状態にするため、
患者様にとってどの矯正方法が適しているのかをきちんと診断することです。
抜歯の場合のメリットデメリット、抜歯しない場合のメリットデメリットをきちんと説明してもらえる先生、
でないことはできないと正直に言ってくれる信頼できる歯科医師を選ぶことが大切です。
医療法人凌和会 すが歯科・矯正歯科
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