顎が痛い!その症状、噛みしめが原因かもしれません

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コロナ禍の今、歯のくいしばりや歯ぎしりをする人が増加しています。

食いしばりや歯ぎしりをしていると、歯は摩耗し、

顎の痛みや顎周りの筋肉の痛みが症状として出てきますが、

みなさんはそのような症状はありませんか?

 

私たちの歯は、通常お口を閉じている状態であっても上下の歯は離れているものです。

上下の歯が接するのは、食事時など必要な時だけで、基本的には上下の歯は接していてはいけません。

上下の歯が接している状態では、顎に大きな負担がかかってしまいます。

顎関節や顎周りの筋肉に負担がかかり顎の筋肉に痛みが出るのです。

 

歯のくいしばりの主な原因はストレスだと言われています。

ストレスと聞くと、辛い事や嫌なことをイメージされるかもしれませんが、それだけではありません。

日常の中で起こる様々なことがストレスの原因になります。

例えば、うれしい環境の変化である結婚や出産、進学や就職などもストレスになります。

変化に対応する時には、自分が思っている以上にストレスを感じていることもあるのです。

これらの日常生活での知らない間に生じているストレスにより歯ぎしりや食いしばりが起こることがあるのです。

 

一度、自分のお口の中を確認してみてください。上下の歯がくっついていませんか?

食いしばりによる顎の痛みなどを改善するためには、

まずは自分が食いしばりや歯ぎしりを行っていることを自覚し、改善しようと意識することが重要です。

しかし、日中におこる食いしばりであっても、無意識に行っていて、自覚していない人は多いです。

 

歯科検診でのお口の中の状態チェックは、歯ぎしりや食いしばりの兆候である、

歯にひびが入っていないか、歯が摩耗していないかを確認できるため、

歯ぎしりや噛みしめに気づくための良い機会でもあります。

 

睡眠時の歯ぎしりは、歯の痛み、顎の痛み、頭痛、首のだるさにつながることもあります。

これには、マウスピースを作成し、歯への負担を減らすという方法もあります。

(マウスピースは歯の摩耗防止・歯にかかる負担を軽減・顎関節への負担の軽減等の効果はありますが、

歯ぎしりじたいがなくなるわけではありません。)

 

時々、自分で上下の歯が離れているかを確認してみましょう。

上下の歯が接していることに気づいた時には離すようにし、食いしばりを改善していきましょう。

 

医療法人凌和会 すが歯科・矯正歯科

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