食べたいものが食べられる未来を目指しましょう

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世の中にはたくさんの食べ物があります。技術が進むに従って、海外でしか食べられなかったものが日本でもすぐに手に入るようになったり、美味しい新商品や体にいいとされる健康食品も流通してきます。

しかし、そのような新しい物、興味があるもの、そして何より自分の好物をいつまで食べることが出来るのでしょうか?

食べるには口に入れないといけません。もしそれが固形物で、噛まないと飲み込めないものであれば噛まないといけません。何で噛むのか?

 

そう、歯ですよね。

 

歯がなければ、食べたいものを食べたいと言っても、事前に細かく切ったりしなければなりません。そうなれば、見た目や食感は今までのものとは異なります。

いつまでも自分の歯で食べるには日々のメンテナンスが欠かせません。

噛めないと食べるものが偏る

歯の喪失などで、噛めなくなってしまうと栄養素が偏るという報告があります。たしかに、肉や硬い野菜(ごぼうやれんこんなど)は食べにくいので避けがちになり、反対に、あまり噛まなくていいもの、ご飯や麺類、お菓子といった糖質の摂取量が多くなります。その結果、ビタミンや食物繊維、タンパク質といった栄養素の摂取が少なくなります。そのような状態が続くと、タンパク質不足による筋力の低下や、ビタミン不足によるエネルギーの代謝低下やその他の欠乏症、食物繊維不足の便秘などの症状発生のリスクが高まります。また、糖質の過剰摂取になると血糖のコントロールが不良になり糖尿病のリスクも上がります。

噛めなくなると、身体全体にも影響してきます。

認知症との関係

認知症と噛むということは密接に関係しています。噛むという行為は脳の血流が増加するので、認知機能に効果があるといわれています。反対に、歯がなくそして入れ歯も使用していない方は認知症の発症が増加しやすいというデータがあります。ですので、仮に歯を喪失しても入れ歯を使って噛むという行為は、認知症の発症、進行には効果があると言えます。

 

食べることが出来なくなると

噛んで食べるという行為が徐々に少なくなって、食べやすいものばかり食べたり、食事をする行為自体が減ってくると次第に飲み込むという力が低下してきます。そのような状態になると、ますます食べられるものが限られてきます。

 

食べることは生きることです。

どのような形であれ、栄養を取ることが出来なければ私たちは生きられません。

 

悪循環になる前にいつまでも自分の歯で食べられるように、日々の歯磨きと定期的なメンテナンスを行いましょう。

 

医療法人 すが歯科クリニック

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