2024/10/07
歯ぎしりって問題ないの?
転んでしまったり、何かにぶつかったりした衝撃で歯が折れたり抜けてしまうことがあります。
これを歯の外傷といい、歯に対して外力が加わり、歯にダメージを負ってしまった状態のことを言います。
歯の外傷には様々な種類があり、その時々で対処方法が変わってきますが、全てに共通しているのは、
ダメージを負ってしまった歯を残すためには、早めの歯科受診が一番重要だという事です。
実際、歯が抜けてしまったり折れてしまった場合、どのように対処したらよいのか、ご紹介します。
・歯が抜けてしまっている
↓
☆抜けてしまった歯を必ず持ってきて下さい
☆早急に歯科医院を受診しましょう
抜けた歯に砂などがついておらず、きれいな場合、そのまま抜けた部分に戻せるようであれば、
抜けた部分に戻した状態で受診して下さい。
抜けた部分に歯が戻せない場合、歯の保存液や牛乳、生理食塩水に入れて持ってきてください。ない場合は、
口の中の歯ぐきと唇の間に入れておくようにして下さい。
抜けた歯が汚れている場合でも、ゴシゴシ磨いてはいけません。
歯の根っこの歯根膜という組織がなくなってしまうので、ゴシゴシ磨かず、サッと流水で流して持ってきてください。
抜けてしまってすぐに牛乳で保存した場合は、6~12時間、歯の保存液であれば24時間以内、歯ぐきとくちびるの間に
入れた場合は数時間、歯の歯根膜が保存できると言われています。これを目安にできるだけ早く受診して下さい。
・歯が大きく揺れている
↓
☆極力揺れている歯に力をかけないようにして下さい
☆早急に歯科医院を受診しましょう
・歯が欠けてしまった
・歯にヒビが入っている
↓
☆歯の破片がある場合は持ってきて下さい
☆歯の神経が見えている (歯の内部から出血している様子がある)場合、可能な限り早急に歯科医院を受診しましょう
・明らかに歯の位置が変わっている
・かみ合わせがおかしい
↓
☆あまり触らず、早めに歯科医院を受診しましょう
・歯の位置は変わっていない小さな傷害
・歯に動揺はない小さな傷害
・歯の位置は変わっていないが、多少歯に動揺がある
↓
☆その場で特別な対処は必要ありませんが、可能な限り早く歯科医院を受診しましょう
転倒などで頭部へのダメージが疑われる場合は、歯科医院ではなくまずは病院を受診し、
問題ないことが確認できてから歯科医院を受診しましょう。
突然このような場面にでくわすと、焦ってしまいますが、できるだけ冷静に対処し、
何よりも早めに歯科医院へ受診することが大切です。
医療法人 すが歯科クリニック
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