2024/10/07
歯ぎしりって問題ないの?
顎に痛みや違和感を感じることはありませんか?もし顎に痛みがあるなら、無意識のうちに歯を食いしばっている可能性があります。歯を食いしばる癖は、さまざまな症状や問題を引き起こすことがあるため、注意が必要です。
顎の痛みの他にも、口を開けにくい、口を開ける際に音がするなどの症状がある場合、それは顎関節症の可能性があります。顎関節症の患者の多くは、口を閉じているときに上下の歯を無意識にくっつけてしまう癖があることが分かっています。
今、お口の中を確認してみてください。上下の歯はどうなっていますか?もし、上下の歯が常に接触しているなら、それは問題のサインかもしれません。
意外に思うかもしれませんが、本来、上下の歯が接触するのは必要な時だけ(食事や会話の時など)です。口を閉じている状態であっても、上下の歯は触れ合わないのが正常です。しかし、何かに集中している時(例えばパソコンやスマホで作業中、料理中など)に、無意識のうちに歯を食いしばってしまうことがよくあります。このような癖に気づかないまま過ごしている人も多いのです。
もし、口を閉じている時に上下の歯が常に触れ合っている癖があるとしたら、まずそのことを自覚し、改善することが重要です。そうすることで、顎の痛みや食いしばりの症状が徐々に改善されていきます。
無意識の癖を直すのは簡単ではありませんが、効果的な方法としては、よく目にする場所に「歯を離す」と書いたメモを貼ったり、目印になるシールを貼っておくことが挙げられます。これらの目印を見た時に歯を離すことを意識するようにしましょう。このようにして自分の行動を意識化していくことで、徐々に食いしばりの癖に気づくようになり、自然と改善されていくでしょう。
また、歯並びや噛み合わせの問題が原因で歯ぎしりや食いしばりが起きている場合には、それを改善するための治療が必要になることもあります。特に夜間の歯ぎしりには、マウスピースを装着することで症状を軽減する方法も効果的です。
ただし、顎の痛みが必ずしも顎関節症であるとは限りません。痛みが長期間続く場合や、他の症状がある場合は、医療機関を受診して専門家の診断を受けることをおすすめします。
何か気になる症状や不安がある場合は、遠慮せずに専門医に相談してみてください。早めの対策と治療が、健康な生活を送るための第一歩です。顎の健康を守り、快適な生活を維持するために、日常の習慣を見直してみましょう。
医療法人凌和会 すが歯科・矯正歯科
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