インプラントは何歳からできる?若者や高齢者でもできるの?

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皆さんこんにちは。大阪府門真市京阪沿線西三荘駅から徒歩2分、門真市にある歯医者、すが歯科矯正歯科門真守口院大人こどもクリニックです。

皆さんは「インプラント」をご存じですか?最近は街中を含め、いろいろな場所でその単語を聞くようになりましたが、そのインプラントに関しては多くの方が様々な疑問をお持ちだと思います。

その疑問の1つが「インプラントって何歳からできるの?」ということや「インプラントって何歳までできるの?」「インプラントを出来ない人はいるの?」ということだと思います。

今回は歯を失った時の治療法の一つ、「インプラント」に関して、概要も含めて適応年齢や条件をご説明していきます。

そもそもインプラントとは?

インプラントは、歯科治療の一環として、歯のない部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯冠を取り付ける治療法です。これにより、歯が欠損している箇所を補うことができ、見た目や噛む力の面で自然な状態を取り戻すことができます。インプラントは、個々の患者の状態や要望に合わせて計画されるため、年齢や状態によって適応が変わることがあります。

インプラントの年齢制限

実はインプラント治療には明確な年齢制限がありません。しかし、成長期の子供には歯や顎周りの骨がまだ成長しているため、そこにインプラントを埋め込んでしまうと埋もれてしまったり、お顎の成長に応じてインプラントの位置がずれていき、歯並びが悪くなってしまったりする恐れがあります。ですので、基本的にインプラントの推奨年齢は20歳前後と言われることが多いです。もちろん、顎の骨の成長は個人差がありますので「20歳を超えていればできる」や「20歳未満はできない」と一概に述べることはできませんが、基本的には顎の成長が完了してから行うことが推奨されます。

上限の年齢については特にありませんが、70歳以上になってくると顎の骨がインプラントに適さない状態になっていることも少なくないので、注意が必要です。

若者へのインプラント治療に関して

若者へのインプラント治療は、特に前歯の欠損などで行われる場合が顕著です。事故やけがによって歯を失った場合、インプラントは周囲の歯との調和を保ちつつ、自然な見た目を取り戻すための優れた選択肢となります。ただし、インプラントは前述のとおり、骨に直接埋め込むものなので特に若者の場合は骨の成長が完了してから治療を開始することが重要です。もし、顎の成長が完了する前に歯を失ってしまった場合、仮歯や入れ歯などで一次的にその欠損場所を埋める治療方法がとられることもあります。

高齢者へのインプラント治療に関して

高齢者の場合、歯周病やむし歯などによる歯の欠損や崩壊が進行していることがあります。そのため、インプラント治療によって直接、歯を埋め込むことで咬む力を回復させる手助けをし、食事摂取や生活の質の向上を図ることができます。ただし、高齢者の場合、骨の厚さ、骨密度がインプラント治療に適した状態にないと、インプラントを埋めても将来的にインプラントが脱落したり、そもそも骨に結合しないなどの問題がでてきます。そのような問題を発生させないためにも、インプラント治療を行う前にレントゲンやCTをしようして精密な検査を行うことが重要です。

高齢者がインプラント治療を受けるときのリスク

高齢者がインプラント治療を受けるときには、若年層に対するインプラント治療とは違い、様々なリスクがある場合があります。

以下では主なリスクを3つ挙げます。

①感染症を併発しやすい

高齢者の方々はそもそもの免疫が低いことがあります。インプラントは歯肉を切開し、そこにインプラント体を直接埋め込みます。もちろん、手術中は万全の対策を行いますが、傷口がふさがる前に細菌が入り込み、感染症になってしまう恐れがあります。年齢を重ねるにつれ、免疫の力も低下し、かつ傷口がふさがるまでに日数を必要とするようになるのでリスクが増していきます。

②インプラントが外れやすくなる可能性

インプラントは直接、骨に埋め込まれ、人間の治癒能力を用いて骨とインプラント体を結合させる治療法です。そのため、歳をとり自分の自然治癒力が低くなるとインプラント体と骨の結合の進みが遅くなったり、強固に結合しない可能性があります。

③体力がなく、手術に耐えられない

インプラントの手術は顎の骨を削ったりするため、身体に体力がないと外科的な手術を受けることができない可能性があります。もし、治療ができたとしてもインプラントを挿入した後は定期的な通院をし、メンテナンスが必要になります。寝たきりの状態や体力がない状態だとしばしば厳しいかもしれません。

まとめ

インプラント治療に明確に定められた年齢制限はありませんが、成長期の過程や骨の状態などによって適応が変わります。若者や高齢者でもインプラント治療は行えますが、個々の状態を評価し、適切な計画を立てることが重要です。患者一人一人のニーズに合わせたカスタマイズされた治療が求められます。治療を検討する際には、専門の歯科医師との相談が大切です。

当院では日本口腔インプラント学会専門医とアメリカインプラント学会専門医の資格を持つ理事長が直接対応させていただきます。

質のいい、痛くないインプラント治療を行いたい方は是非お気軽にお問い合わせください。

患者様の人生をより良い方向へ変えられるよう尽力いたします。

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