2024/10/07
歯ぎしりって問題ないの?
よく噛んで食べると健康へのメリットがたくさんあります。
今回は
よく噛んで食べることで得られるメリットをご紹介します。
1.消化を助ける
お口の中でしっかりと噛むことで、お口からの情報が脳に伝わり、消化管の運動が活発になります。
さらに、よく噛んでお口の中で食べ物をきちんと細かくしておくことで、胃の負担を減らします。
2.脳の活性化
よく噛んで食べることで脳の血流量が増え、脳の働きが活発になります。
お子様の知育を助け、高齢者の認知症予防にもなります。
3.むし歯の予防
よく噛むと、唾液の量が増えます。唾液には、細菌を洗い流してくれる役割があり、
唾液の量が多ければその役割はより強くなります。
さらに、唾液には再石灰化(むし歯の初期段階で溶け始めた歯を元に戻そうとする働き)を促す働きがあり、
むし歯の予防に役立ちます。
4.ダイエット効果
よく噛んで食べることは、肥満の予防にもなります。
よく噛むことで脳は少量でも満足感を得ることができ、食欲が抑えられます。
5.味覚の発達
よく噛んで食べることで、食べ物本来の味を感じることができ、味覚が発達します。
6.美容効果
よく噛んで食べることで、顎や頬などお顔全体の筋肉を使うため、
表情が豊かになり、小顔効果も期待できます。
7.免疫力の向上
よく噛むことで、唾液がどんどん出るようになれば、感染症の予防にも役立ちます。
唾液中には、IgA(様々な病原体を無力化する免疫グロブリン)が大量に含まれており、
唾液を多く湧出させることは、免疫力アップにつながります。
しかし、不潔な口腔では、IgAは消費されてしまうため、お口の中を清潔に保つための口腔ケアが大切です。
よく噛んで食べることで様々なメリットがあることがわかってもらえたと思います。
目安としては、1口で30回噛んで食べると良いと言われています。
実際にやってみるとなかなか難しいですが、意識して行うことが重要です。
1食の献立の中に1品噛み応えのある食材を使用した料理を入れてみる、
食品を大きめに切って調理する、といった工夫をしてみるのもおすすめです。
よく噛んで食べるためには、やはり健康な歯を維持することがとても大切です。
毎日の歯磨きは丁寧に行い、歯と歯の間の汚れにはフロスを使用し、しっかりケアを行いましょう。
普段のセルフケアに加え、定期的に歯科医院でプロのケア(クリーニングやお口の状態のチェック)を受けることも重要です。
医療法人凌和会 すが歯科・矯正歯科
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