2024/09/26
子どもにマウスピース矯正をすすめる理由
皆さんこんにちは。
沿線西三荘駅から徒歩2分、門真市・守口市で根管治療・インプラント治療・矯正治療・歯茎移植(歯肉移植)に強い歯医者、
すが歯科矯正歯科門真守口院大人こどもクリニックです。
お子さまの睡眠時無呼吸症候群とその改善方法について説明していきます。
お子様が寝ている時にイビキをかいていたら要注意です!
寝ている時のイビキは呼吸がうまくできていないことです。
呼吸ができていない病気として睡眠時無呼吸症候群(SAS(サス):Sleep apnea syndrome)が挙げられます。
睡眠時無呼吸症候群になると寝ている間に呼吸が何回も止まってしまいます。
睡眠時無呼吸症候群は、大人の方では突然死が起きてしまう怖い病気の1種です。
今回はおこさまでも起きる可能性があることを説明します。
良く寝ることで成長、発育に良い結果をもたらすことは想像できる通りです。
そのため、寝てる間に呼吸があまりできていないことは成長、発育に悪い影響を与え、しっかり、寝れていませんので日中に集中力がなくぼうっとしている状態になります。
風邪をひいて鼻が詰まりあまり夜寝れない状態になった時を想像していただけるとお分かりかと思います。
そのため睡眠時無呼吸症候群のサインである夜のイビキを見逃さないことが大切です。
睡眠時無呼吸症候群は、成人と小児では以下のように基準が異なります。
成人の場合は、「10秒以上の呼吸停止が、1晩(7時間の睡眠中)に30回以上、または1時間に5回以上ある」とされています。
小児の場合は、「無呼吸時間が10秒に至らなくても、2回分の呼吸停止があれば無呼吸と診断できる」とされています。
また、小児における重症度分類も成人とは異なり、1〈AHI〈5/hが軽症、5〈AHI〈10が中等症、10〈AHIが重症となります。
お子さまの方が基準が甘いことはお子さまの夜間の呼吸が大変重要ということをしましています。
以下注意する症状です。
睡眠時
起床時
日常生活
これらの症状がみられる場合はお医者さんに相談しましょう!
成人の場合は睡眠時無呼吸症候群と医科で軽度と診断されますと歯科と連携し、下あごを前方に位置させ気道を広げるためのマウスピース型装置を作成します。
重度の場合はCPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)とは、機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)などを使用し続けることになります。
CPAPは根本の解決ではなく毎晩呼吸を助ける装置をつけ続けることになります。これは大変なことですが命を守るタメには仕方ないことです。
こうならないように幼少期に治療することで睡眠時無呼吸症候群を治癒もしくはかなりの症状の改善をすることが可能です。
それが小児矯正になります。
急速拡大装置といわれる上あごを広げることにより気道が広げられ、空気の通り道が確保され、呼吸がしやすくなります。
呼吸しやすくなることで夜間の睡眠時にも呼吸がしやすくなり、睡眠時無呼吸症候群に奈良にようになります。
このことにより日中の集中力も増し、成績が良くなる可能性が高くなります。
急速拡大装置によって得られる効果
・鼻気道幅径の増大
・鼻気道断面積の増大
・鼻気道容積の増大
・低位舌の改善(緑矢印)
・咽頭気道前後径の増大
・(流体力学解析~鼻腔通気度計測による)鼻気道抵抗の減少
引用
BuckLMDalciO,DarendelilerMA,PapageorgiouSN,PapadopoulouAK・Volumetricupperairwaychanges afte「rapidmaxillaryexpansion:asystematicreviewandmeta-analysis.EurJOrthodpii :cIwO48,2016.
Machado-JOniorAJ,Zancanel laE,CrespoAN.Rapidmaxillaryexpansionandobstructivesleepapnea;A 『eviewandmeta-analysis.MedOralPatolOraICirBucal2016;21(4):e465-469.
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成人の場合では一般的な急速拡大装置では上あごの拡大は達成されないが、左右4本の矯正用インプラントアンカーを用いる拡大=MSE:Maxillary Skeletal Expander(上顎骨骨格性拡大装置)という装置
をおこなうことで顎骨そのものへ力を加えることが可能となり、従来では不可能だった上顎の口蓋縫合の閉鎖された大人にでも上あごの拡大が達成できます。
そのことにより大人の方の睡眠時無呼吸症候群の改善に良い影響を与える可能性が高い矯正治療ができます。
MSE:Maxillary Skeletal Expander(上顎骨骨格性拡大装置)を用いて矯正をおこなっている施設は少ないため、睡眠時無呼吸症候群の方やその可能性がある方、そのような診断は受けていないがイビキを夜中にかく方は
MSE:Maxillary Skeletal Expander(上顎骨骨格性拡大装置)を用いた矯正治療をおこなっているかをどこの歯科医院で矯正治療を受けるか選択する一つの基準としてお考え下さい。
まとめ
大事なお子さまを矯正治療で睡眠時無呼吸症候群を改善できるということをご理解いただき、特にイビキをかいているお子さまは早期に矯正歯科医院に受診することをお勧めします。
また、成人のイビキを描いている方も矯正用インプラントアンカーを用いる拡大=MSE:Maxillary Skeletal Expander(上顎骨骨格性拡大装置)を用いる矯正歯科治療をうけることで睡眠時無呼吸症候群を改善できます。
睡眠時無呼吸症候群は命に関わる病気です。この知識が皆様にとって有益であることを祈ります。ぜひ矯正歯科医院にご相談を。
大阪府門真市京阪沿線西三荘駅(守口市駅から電車で1分)から徒歩2分、大阪府門真市にある歯医者、すが歯科矯正歯科 門真守口院 大人こどもクリニックでは理事長が日本口腔インプラント学会、アメリカインプラント学会の専門医であるため噛み合わせのことに特化した総合的な診断のもと、睡眠時無呼吸症候群を改善するための気道を考えた矯正歯科治療ができます。
すが歯科矯正歯科大人こどもクリニック門真守口院では「人生を変える矯正歯科治療」を診療理念とし、他院では難しいと言われたような難症例も対応しております。
痛みの少ない、目立たない矯正治療をお求めの方は、是非すが歯科矯正歯科 門真守口院 大人こどもクリニックにお気軽にお尋ねください。
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執筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜
治療理念
人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい
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